会長の牧です。
事後報告になりますが、7月9日にリニア・鉄道博物館へ行ってまいりました。
※長くなるため分けて掲載します。
朝、あおなみ線名古屋駅に集合して終点の金城ふ頭へ。
あおなみ線は一部の時間を除き土曜祝日15分間隔で運転していました。
乗車する列車が来るまで写真撮影をすることに…。
キハ25系は今年、新しくJR東海が導入した新型の気動車。
名古屋を出発してすぐあおなみ線の横を過ぎるキハ75系200番台+0番台 快速みえ。
参宮線開業100周年を祝って乗務員ドア横に記念ステッカーが貼られています。
ふと新幹線ホームに目を向けるとN700系が名古屋駅を出発していました。でも車番を見ると784-9001 ?
ということはN700系の量産先行車だと気づきカメラを向けたときにはもう最終車に近く、
あわてて撮るとやはりN700系9000番台のZO編成でした!!!
今となっては量産車とは違い喫煙ルームがない、コンセントの位置が違う車掌室の場所が違うとの理由でお客を乗せての営業運転をしていません。
今日はたまたま試運転日であったようです。
普段滅多に会うことがないのでラッキーですねw
名古屋止まりの列車が入線してきました。この列車は折り返し金城ふ頭行きになります。
節電のため明るい時間は照明が消されていました。しかし、あおなみ線どうしたことか車内に広告が他社の鉄道会社に比べあまりない。
まぁ、気のせいだということに…。
金城ふ頭に着く前に伊勢湾岸自動車道(名港トリトン)が見えてきました!
駅に着くと列車車内からすぐ近くにリニア・鉄道館が見えました。
リニア・鉄道館から名古屋港水族館まで土日祝日限定で水上バスが出ているみたい。
一度試しに乗ってみたいですね~。
あおなみ線にはあまり人がいなかったが駐車場では近江交通バスが数台と乗用車もそこそこ。
近くに伊勢湾岸自動車道の出口があるのであおなみ線利用者は少なかったかもしれませんね。
みなさんはぜひともあおなみ線で!
早速入場!
館内は冷房が効いており1日ここにいてもいいぐらい快適でした。
入場してすぐにシンボル展示室があらわらました。
7月15日まで300Xの特別展示で車内の公開がされているので見学しました。
特急・急行用として製作された日本最大・最速の旅客用大型蒸気機関車
1948(昭和23)年から49両製造されこの展示車両は17号機で1954(昭和29)年に木曽川橋梁の強度試験にて129Km/hを記録した狭軌の蒸気機関車としては世界最速の記録を持っている。
配管に弁が多数、現代の車両の運転席とは全く違いますね。
通称300X。今回特別展示ということで車内の見学をしました。
新幹線が好きな自分としてはこれだけのために来たと言っても過言ではありませんね(笑)
この車両は1996年7月26日に米原、京都間にて当時世界最速の443.0Km/hを記録しました。
今回特別公開の運転席。
なかなか見ることが出来ない新幹線車両の中でも試験車両ともなれば、見るしかありません!!
速度メーターはなんと500km/hまで表示可能になっています!!
カーブを走行する際に車体を空気バネで傾けるため大量の空気を送りこむ装置です。
車内の4か所設置されています。
ちなみに300Xのもう一つの顔。米原の鉄道研究所でいつでも見ることができます。
現在の新幹線の基本となった車体下部のカバー。騒音と空気抵抗を減らすことを目的でつけられた。
さて、お次はJR東海のもう一つの顔とも言える超伝導リニアモーターカー。
リニアモーターカー試験車両MLX01
この車両は愛・地球博でも展示された車両なので、見学された方もいるかもしれませんね。
乗車口も特殊でドアが上に上がる仕組み。
まるで近未来の乗り物のよう!!
三菱重工が製造するのは珍しく、たいていの鉄道車両は日本車両、日立製作所、川崎重工、近畿車両、東急車両です。
おそらく航空機に似た構造のため三菱重工に依頼したのでしょうか。
余談ですが、超伝導リニアモーターカーの車内電源はどこから取り入れているかご存じですか?
実は、一番初期の車両では車両に発電用ディーゼルエンジンを搭載して車内電源をまかなっていました。
最新鋭の超伝導リニアからディーゼル煙が・・・・。という訳だったようです。
現在の車両は誘導電流によって発電しているため、ディーゼルエンジンは搭載してません。
通常ではもう片側に座席があるが展示のため取り外されています。
見た感じ本当に旅客機と同じ雰囲気ですね。
シンボル展示室でじっくり見学していたら1時間くらいかかってしまいました;;
次回へ続く