12月21日の電子工作教室無線部

コメント:(0)

こんにちは、無線部です。
私たちは、中京大学で行われたJARLの工作教室に お手伝いとして参加してきました。
中京大学名古屋キャンパスの2階、ヤマテホールで行われ、
大勢の親子に ご参加頂きました。 そのときの様子をご紹介します。


今回のJARLの工作教室では、「モリゾー&キッコロ・ウィンカー」を製作しました。トランジスタによるマルチバイブレータ回路を使用し、
LEDで2つの目が交互に点滅する回路です。他にも、前回参加された事がある方は、レベル毎に分かれ、イライラ棒やラジオの製作にもチャレンジしていました。


組立てでは、ラグ板に空中配線のような格好でハンダ付けをしていきました。ラグ板は回路が分かりやすいのでいいですね。親子での参加で、楽しみながら協力して完成まで持っていけたので良かったです。

好奇心旺盛で、何でも進んでやろうとする子供たちで楽しかったです。例外なく 工作に娘よりも熱心になっているお父さんもいて、心配になっていたりもしました。僕たちスタッフは、はんだづけの手順や工具の使い方、怪我をしないように手本を見せたり、安全に気を配って見守っていました。

イライラ棒では夢中になるあまり、指を切りそうなカッターの使い方をする子もいて、2人で付きっきりで教えていました。半田ごての使い方も付き添って作業していました。JARLのボランティアの方もいて、子供たちへの教え方など、とても勉強になりました。

電気工事で使う ワイヤーストリッパーという道具があるのですが、イライラ棒の電線の被覆を剥く力加減が難しく、切ってしまった子もいました。(後でハンダでくっつけました。)
工作を始めるにつれ、ハンダ付けや手つきがだんだんと上手くなってきていました。完成した後の、子供たちのやりきった!という感情から、やって良かった!と思いました。

お手伝いの始めに、子供たちの笑顔が一番の報酬です。と言われましたが、本当にその通りになりました。
準備をするにあたっては、僕自身、半田付けの手順やラグ板を使った工作について勉強することが出来てよかったと思っています。


次は工作教室の後に行われた、テレビや携帯電話等の電波を使った 電波を見て感じる科学実験についてお伝えします。
電波には波があり、強弱があります。実験器具を使って波を見える形にし、みんなで考えていく形で進められました。電波の話では、波長や周期、周波数など、 難しい内容でしたが、子供たちも真剣に聞いていていました。(僕も難しいと思いました。)みんなに語りかける解説で、たくさんの子が手を挙げて答えていました。楽しい雰囲気で良かったです。無線機のアンテナからの電波で、蛍光灯を光らせる実験が人気でした。皆でわいわいと参加でき、楽しい体験となったと思います。けがも無く、楽しく進められたので良かったです。