学長ブログ

2017年9月 1日の記事

13. 夏の終わり(1) 白内障

久しぶりに書きだします。
8月の初めに左目の白内障の手術をして、日帰り手術でしたが、その後今に至るまで、一日4回の目薬を差すことになり、ゆっくりとモノを書く心のゆとりがなくなっていたのです。白内障手術ではレンズの役割をする濁った水晶体を取り出して、人工レンズを入れてもらいました。新しく入った左目の人工レンズは遠くに焦点が合うようになり、眼鏡なしで人の顔がはっきり見えるようになりました(写真)。遠くから人の目元がはっきり見えるのは感激でした。これまではそこまではっきりと見えていなかったことに気がつきました。ところが術後、日が経つにつれて、右左の視力の差から、疲れやすくなり、一日の終わりにはぐったりとしてしまうのです。今のところ眼鏡なしで、遠くは左目で、近くは右目で見るというところです。これまでは左目は眼鏡でも視力調整に限界があったわけです。これは視力が落ち着いた2か月後に眼鏡を作ることにより調整できることを期待しています。

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夏を振り返ってみるところからブログ再開です。今回は夏の近況報告です。

7月の後半はまるまる4日かけて、7つの学部と6つの大学院研究科の正副学部長・研究科長、学部事務長と学長・副学長との個別面接を実施、各部署の現状と今後についての議論。特に予算が関わるところを中心に新規事業について意見交換です。

7月31日。特に教育面で顕著な活躍をした教員の教育活動顕彰授賞式。17人に教育活動優秀賞、そして3年間を通じて学生の授業評価等で優れた評価を得た1人と、5年間スポーツ顧問・監督として学生指導に取り組み成果を上げた1人に特別賞を授与しました(写真)。専任・非常勤教員1006人の中から、厳しい審査を経て選ばれた先生方は中部大学の教育者としての手本となります。

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8月3日、学校法人中部大学の併設中学校と二つの高校の運営に関わる先生方と、大学側から関係者が集まっての研修会を開きました。10時間かけて、中学・高校の現状分析と今後の教育方針についての議論をしました。それぞれの学校に中部大学の冠がついて2年目となります。つまり、「中部大学第一高等学校」、「中部大学春日丘中学校・高等学校」と名称変更することによって、呼び名が変わっただけですが、この研修会を通して中部大学ファミリーの結びつきがより強まったように感じるところです。

8月5日は大学内の三浦幸平メモリアルホールで、中部大学学長杯争奪LEGOロボットコンテスト。これは小中高生を対象にしたもので、自律型ロボットによる国際ロボットコンテストの国内予選会を兼ねています。小学生、中学生、高校生が東海地区から集まり、会場は熱気に包まれていました(写真)。工学部で3年前に設立されたロボット理工学科の学生・教員・職員が中心になって、また来年4月設置の宇宙航空理工学科の先生方・事務職員の協力も得て運営が行われました。

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