部じゃないですけどね!
どうも、文芸研究会副部長の捌限(P.N)です。
今日は別に表立った活動はしていないけど地道に密かに頑張ってるよーな人のお話をしたいと思います。
御照覧あれ。
~註:この物語は大体フィクションです。しかし実在する人物、団体、名探偵は、あまり架空のものではありません。~
三月某日。
ここ、サークルブログに書く活動報告の内容がなかなか決まらず、只々途方に暮れていた私こと中部大学文芸研究会副部長の捌限(P.N)は、関西で先行放映されている某アニメに「わけがわからないよ…」と絶望感を抱きつつ我が部長、ひろひろ先輩に連絡を取りました。
「部長、今月の活動ですが」
「……」
「活動しないので活動記録が書けません」
「……」
「個人的に行ったカラオケの事とか書いてもいいのでしょうか」
「……」
「部長の二十歳の誕生日の詳細についても、触れるべきでしょうか」
「……」
「ほら、ポケモンセンターナゴヤで店員さんに向けられた屈託のない笑顔について、個人的な意見を描写すべきでしょうか」
「……」
「ネタは…何か、書くべきネタは有りませんか!?」
「ネタは…」
「はい?」
「…ネタは、ディナーの後で」(ブチッ
どうやら我が部長は今人気のミステリー小説、「謎解きはディナーのあとで(著/東川篤哉)」を読む寸前だったそうであります。
次に連絡を取ろうとした時分には、既に部屋の中に閉じこもり、さながら「一国一畳の主」的状況でございました。
つまるところ、コラボ企画にて推理小説の執筆を担当されている我が部長は、推理小説とは何たるかについての勉強に非常に熱心でありました。
どうやらそのほかにも様々な推理小説をお読みになられている模様でございます。
その勉学は小説の域を超え、電話越しには「真実は…」「じっちゃんの…」と、有名探偵の名台詞が複数個聞こえてきそうな有様でございました。
いやはやまったく、私などの執筆精神など屁にもございません。
さすがは部長だな、と認識を新たにしているうちに、はたと気付きました。
これは格好のネタとなる。
この部長の奇行を(副部長の諜報)活動の一貫として書いてしまおう、と。
ついでにいろいろ脚色してしまおう、とまで思いついてしまった次第、こんなことになってしまいました。
いやはや、想像力とは恐ろしいものです。
しかし実は私の個人的な執筆が全く持って滞っているというのは、
まあ、ここだけの秘密と言うことで。
コメント ( 10 )
ここだけの秘密=全国配信ですね(笑)
日時: 2011年03月07日
早く部長はうみねこをプレイする準備をするんだ
日時: 2011年03月07日
執筆……か。言うのは簡単なんだよな。
日時: 2011年03月07日
部長御疲れ様です。
こんな頑張っている部長にはコーヒーを入れますね。
私の家まで取りに来てください。
そして、皆様はコラボ企画是非楽しみにして下さい。
きっと読めば観れば名探偵になれること必至です。
よろしくお願い致します。
日時: 2011年03月07日
脚色激しすぎるわw
いや…特に否定できるところもないけどもさw
日時: 2011年03月07日
執筆活動の停滞……だいぶ前からそんなですよ。
ネタはあっても話にならない……
日時: 2011年03月07日
書くこと自体は二の次。一番難しいのは、
『アイディアとオリジナリティー』
あ、二つ書いてしまった。
ともかく、私はこれらに悩んでおります。いろいろな所に出すとわかりますが、大抵、
「他にはないもの」を要求されます。
日時: 2011年03月08日
作品が書けない……
設定は十分なのに、いざwordを開くと打てない
冒頭から悩んでます
日時: 2011年03月08日
執筆に激しく苦悩していく姿に憧れます。
其推理小説にそういう主人公の姿がありまして、それほどに集中して執筆を継続できれば、苦悩があるけれど嬉しいですよね。
とりあえず、
LANケーブルを引っこ抜くか、切るかするのは効果的。
日時: 2011年03月08日
「謎解きはディナーのあとで」は何故か母が買ってきて我が家に置いてありますよ~。
曰く、「衝動買い」らしいですが。
まあどれだけ研究しようとも、最終的に書けなければ意味が無い、なんて経験則からもくる格言じみたものを添えておきます。
お前に足りない物、それは!(略
日時: 2011年03月08日