みなさんこんにちは、こんばんは!鉄道研究会です。
9月7日~8日に鉄道研究会部員たちで毎年恒例の夏合宿と言うことで長野県へ行ってきました!
「長野電鉄にハマってしまった。もう”C寝台”をするしかない!」
と語った副部長。
※終電でお客さんの居ないときにやってます。
名古屋から近くても非常に奥深い長野電鉄の魅力にとりつかれた1日になりました。
今回はその様子を詳しくお伝えできればと思いますのでどうぞご覧ください!
今回の合宿ですが、1年生のなるべく全員参加が目標だったので、以前のように北海道・北陸・四国とは打って変わって近場である長野への合宿となりました。
そんな訳でしたが1年生には全員参加してもらえることとなり、1つの目標は達成されていました。
今回利用した切符は「信濃路フリーきっぷ」&「長電フリー」です。
(部員によっては翌日のJR利用のために別の切符利用もありましたが基本的にはこの2枚を購入してもらっています)
2日間の予定でしたが、1日目は団体行動、2日目は個人行動という予定。
というのも鉄道とはいえどジャンルは広く、興味のある分野にも若干の違いがあるので2日目は満場一致で自由行動になりました。
さてここからは当日レポートです。
まずは名古屋駅に全員集合。
早速、部員同士で今日の予定の確認や明日の自由行動についての話で盛り上がっています。
しなので一気に長野入りです!
長電フリーきっぷを購入後に「撮影班」と「乗り鉄班」にグループ分けして別行動。
まずは撮影班のレポートから。
入線していた長電1000系にテンション↑↑です。
名鉄ファンならずともわかるあのパノラマカー同様、前面展望が楽しめる車両です。
撮影班は長野駅で乗り鉄班の乗った「ゆけむり」を見送り、普通列車で移動です。
朝陽駅舎はレトロで素敵ですね!!
しかし、とにかく暑かった。みんなでこんがり焼けました(笑)
また同じく長電を撮影していた関東方面の大学生の方と語り合っていました。
しかし、いざ列車が来ると・・・
あたりは静まりかえりシャッター音が響くだけという切り替えの早さが売りですね(爆)
先輩方が長電を勧めた理由が良くわかりましたね!
途中の須坂駅では、廃車体とはいえど要チェックですね!
まだD編成の方は動いていますのでそちらは今度訪れた際にはぜひ乗車してみたい!!
車庫のある駅ってわくわくしますね!
ここでスノーモンキーに乗っていた乗り鉄班とニアミスしました。
鉄道ファンならずとも展望車には乗りたいですよね!
バスをつまみ食いしたり、温泉に入ったりとひとまず休憩です。
こちらはJR東日本の253系時代にあったグリーン車をそのまま使用しています。
なんと1室1000円という破格。特急券が1枚100円だと考えるとなんとお安い!!
テンションが上がってはしゃいでいた部員or疲れて爆睡している部員たち。
長野駅到着後、乗り鉄班と合流しました。
続いて、乗り鉄班のレポートです!
乗り鉄班はまずゆけむりで湯田中を目指します。
ゆけむりといえば元、小田急10000形「HiSE」と呼ばれるロマンスカーです。
やはり、展望車を押さえます。100円で乗車出来るとはなんとリーズナブルなんでしょう!
やはり良く乗った亡き名鉄パノラマカーの印象があって、とても懐かしい感じでしたね。
ゆけむりに揺られつつ、長電の沿線や車両などに思いをはせる。
ここで、ロープーウェイらしきものがあると情報があり、とりあえず行ってみることに。
目的地は学校の隣という認識でどんどん進むが、これといった案内はない。
そうしているうちに学校を通りすぎ、社会体育館と書かれた看板と階段が見えたが、その階段もすでに雑草が生い茂り、廃止の不安を膨らませる。
位置からしてこのあたりで間違いないはずなのだが、階段からは社会体育館の屋根しか見えておらず、ロープウェイらしきものは何も見当たらない。
もうすこし先なのかと階段を素通りしたあと、ふと山の方へ目を向けると、あることに気がついた。
山に生える木々が縦一列だけ低くなっている…。もしかしてこれはロープウェイが通っていた跡なのか?
とりあえず皆を呼び止め、この辺りを調べてみると、バス停(だったモノ)を発見、そこには「湯田中ロープウェイ」と印字されていた…。
やはりここだったようです。隣にある社会体育館もガラスが割れ中もちらかっており、廃墟同然である。
右には世界平和大観音なる寺院?への案内がある。仏教に疎い自分からすれば得体のしれないモノのように感じていたが、後日調べると結構立派な観音様らしく、自分たちがいた場所が裏口だっただけで決して廃墟ではないようだ。
駅に戻るとすでにスノーモンキーが入線しており、さっそく車両を観察。
せっかくなのでSpa猿~んに乗車することに。
須坂駅で撮影班とすれ違い、こちらは屋代線乗車まで時間があったので留置されている車両たちをしばし撮影。
駅標にあった消された表示。ここにはかつて「木島」の門司があったのでしょうね。
屋代線は3500系という元、営団地下鉄(現:東京メトロ)3000形を改造した車両です。
屋代線は長野中心街を通らずに湯田中・木島方面に抜ける観光には有効なルートであるが、新幹線が出来て、信越本線が分断された今、すでに長野への需要しかないようです。
屋代駅ではいろいろと観察。
かつて国鉄時代に列車が乗り入れていた名残が色濃く残っており、非常にレトロな感じです。
しかし、来年4月に廃止が決まっており残念でなりません。
屋代駅で接続するのはJRの路線を引き継いだしなの鉄道線です。
基本的にはオリジナルカラーの115系で運用されていますが、かつては169系が運転されており注目を集めました。
現在は車庫に眠っているようでした。
駅前を散策し、長野へ帰還。
ここで撮影班と合流して、顧問の先生との食事会へ。
全員そろったところで、部員たちの希望で信州そばを食べることになりました。
駅前のソバ屋に入りそばに舌鼓を打ちました。
食事をしつつ、翌日の予定を話したり、今日のことを振り返ったりと賑やかな食事となりました。
この後は、解散となり、ホテルで早めに休みをとったり、長電に乗り鉄をしにいったりとそれぞれで別行動となりました。
翌日は完全自由行動。
珍しいバスや長電の車両の撮影、JRの列車撮影や上田電鉄の訪問などそれぞれが思い通りに長野を満喫してきました。