山岳写真(1)~容易な撮影とそれ以外、その差とは?~写真部

コメント:(0)

皆さんこんにちは、Fです。ブログにおける一つの試みとして所謂連載物として山岳写真について三回に渡り不定期的にお伝えしようと思います。今回はその第1回目として"容易な撮影とそれ以外、その差とは"をお送りいたします。DSCN8528.JPG

山岳写真とは何か?端的に言えば「山の写真」です。そして、山とは風景の一部である事から風景写真の一つのジャンルとも言えます。今回、先に挙げさせて頂いたのは槍ヶ岳という山を写した一枚ですがこれもまた山岳写真の一つです。                     

山岳写真の撮影とは2パターン分けられると筆者は考えます。それが"容易か否か"です。写真に写真の撮影に容易も糞もあるか、というご意見もあるかとは思いますが山岳写真に於いては確かにその差は存在するのです。

なぜ容易とそれ以外が産まれるのか、それは撮影地に問題があるからと言えるでしょう。山岳写真の撮影地と言ったら皆さんはどこを想像するでしょうか?平地、それとも山の中、はたまた海上?ではここで皆さんに一つ、問いかけをしましょう。平地と山の中、問題のある撮影地はどっち?、と。多くの方は"山の中"と答えるでしょう。そして問題は多くの方が答えるであろう"山の中"、そこにたどり着く為の行程"にあります。端的に言えば登山という行為が必要となるのです。登山、つまり山に登る事ですが撮影地に赴く為にその行為が必要な撮影地を筆者はこう表現します"それ以外"、と。そして筆者の言う山岳写真における容易な撮影、それは登山を必要としない撮影のことを指します。

今回は山岳写真を撮影するに当たっての"容易な撮影とそれ以外"というテーマでお送り致しました。山岳写真シリーズ第2回は山岳写真における"容易な撮影"をメインにお送りする予定です。