山岳写真(2)~容易な撮影~写真部

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こんばんは、Fです。御嶽 004.jpgさて山岳写真シリーズにおける第2回目となる今回は"容易な撮影"というテーマでお送り致します。

前回説明させて頂いたように筆者は撮影地に辿り着くのに"登山を必要としない"事を山岳写真における"容易な撮影"と定義付けています。今回はそんな容易な撮影地についてお登山を必要としない送りいたします。

さて登山を必要としないで山岳写真を撮ることの出来る撮影地とはどこでしょうか。筆者が真っ先に思い浮かんだのが"上高地"です。皆さんは頂きに雪を被った山を背景に川が流れている写真をご覧になったことがある方も中には居られるかと思います。2015.10.10 133.JPG (構図的にはこのような一枚です。手元に適当な写真はございませんでしたので似た「構図」で代用、あくまで構図の参考程度に思ってください。)
そんな雄大な写真が撮影出来る上高地ですが登山を必要としない分アクセスは容易と言えるでしょう交通手段としては麓の沢渡駐車場からバス、又は乗合タクシーの利用が真っ先に考えられます(2018年現在マイカーでの乗り入れは禁止されています)。また、それ以外には日本各地から出ている直行バスも有用な手段と言えるでしょう。
そんなアクセス容易な上高地ですが上高地エリアには多くの撮影地があります。
例えば大正池、この場所は池の中から生える立ち枯れした木々を前面に焼岳を臨める事で人気があります。その他には河童橋と命名された橋を基点とするエリアや横尾エリアなどが挙げられます。

「御嶽山」、この名前を聞いた時多くの方が思い浮かべるのは数年前に起こった"噴火"でしょう。当時中学生だった筆者も1人の山好きとして大変な衝撃を受けたのを覚えています。しかし悲惨な"事故"ばかり覚えていてもしょうがないと言う思いから敢えて御嶽山にも触れていきます。
御嶽山もまた多くの撮影地を抱えています。その一つが「開田高原」です。平地にありマイカーでの乗り入れも可能でアクセスも容易、その上雄大な御嶽山を臨める事もあり大変人気のある撮影地です。
また御嶽山の特徴として"山のかなり上部のまで道が通っている"事が挙げられます。その為かなり山に近づいた地点から撮影できます。今回載せて頂いた一枚目の写真がその実例です。

今回は筆者が選ぶ2箇所を中心に説明させて頂きましたがこの他にもアクセスが容易な撮影地はたくさんあります。皆さんも気軽に山の撮影を楽しまれてはいかがでしょうか。
不定期連載3回目は登山を必要とする撮影地、「山」をお送りいたします。