アングル(1)~アングルとは?~写真部

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皆さんお久しぶりです、Fです。諸事情により更新が出来なくなっていましたが、今回から不定期連載として「アングル」というものについて述べていきたいと思います。

DSCN7915.JPG

(この一枚は「煌めく樹」といったところか。これは"縦アングル"と呼ばれるアングルである。)

ここで私は皆さんに一つの問いかけをしましょう。"アングルって、なんですか?"、と。

この問いに明確な回答をできたそこの彼、もしくは彼女。素晴らしいです、自分の答えを明確に持っているのですから。今回のブログは見る必要なし、時間の無駄です。自分の好きなことをしていてください。でも、多くの皆さんは明確に答えを導き出せなかったのではないでしょうか?そんなあなたのために、当ブログはあるのです。

アングルという単語を辞書で引くと「物を見るときの角度、視点」とうように定義されています。つまり、写真に於いては「対象をどのように切り取ったか」、と言えるのではないでしょうか。

ここで二枚の写真を比較してみましょう。この二枚に共通する条件は一つ、「同じ対象を切り取った」です。しかしながら二枚の写真は異なったアングルで切り取られたものであり、同じ対象を写しているにも関わらず、異なる対象の姿を見せてくれます。

DSCN5641.JPGDSCN5627.JPG一枚目は斜め後方から、二枚目は正面下方からの撮影になります。少し、と言ってはなんですが角度を変えるだけで全く違う姿を対象が見せてくれることがお分かり頂けるでしょう。

アングルは自由です。なぜなら好きなように対象を切り取ればいいのですから。人の数だけアングルは存在します、切り取り方は存在します。皆さんも好きな対象を色々な角度から見つめてみてはいかがでしょうか?

次回はそんなアングルの中でも"ローアングル"と呼ばれるアングルについて解説します。