外に出かけたくない日はやっぱり...写真部

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こんにちは。写真部部長のこしです。

部長になってしばらく経ち、少しばかり余裕もできてきたので去年の4月から放置されていたブログを書いてみることにしてみます。

外に出たくない日ってありますよね。すごく寒い日だとか。

そんな日にレンズを見てみると...

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SUGOKUKITANAI

普段は撮影に使うのでレンズの表面を見ることはないので気づきませんでしたが、たくさん撮っているうちに汚れがたまっていったようですね。

特に2枚目のレンズ(Ai AF Zoom Nikkor 35-70mmF2.8D)はどうしてここまで汚くなったのかという汚さですね。本当にどうして?

そんな愚かな過去の自分は放っておいて作業をします。

これまではハクバのレンズクリーナー液を使っていましたが、なくなってしまったので今回は精製水を使ってみました。

500mlで100円ほどと、天然水と同じような価格で購入できます。まあ水ですからね。

精製水というのは蒸留などで純度を高めた水のことで、コンタクトの洗浄なんかにも用いられます。

カメラレンズの洗浄にはエタノールなどアルコールを使用されている方が多くいますが、中部大学の天文台の望遠鏡をメンテナンスしている業者さんは通常精製水を用いられるそうです。

中部大学の工学部にいらっしゃる学生の皆さんであれば創造理工学実験のビーカー洗浄で「これは普通の水じゃないぞ」と衝撃を受けたのではないかと思います。私もその中の一人です。

ということで、レンズの洗浄に移ります。

シルボン紙という繊維の出にくい紙を拭きやすい大きさに折り、精製水を一滴つけます。

シルボン紙がない場合はティッシュだと繊維めっちゃ出るので、一般のご家庭にもあるキムワイプで代用するのをお勧めします。

レンズは水を付けたところで一度拭いてから、水のついていないところでレンズの中心から円を描くようにからぶきするときれいになります。

P1025420.jpgどうです、きれいでしょう?

端は銘板などもあるので難易度高めです。ですがやり直しがいくらでもできるので暇なときにはちょうどいい暇つぶしになります。

ついでに、レンズの鏡筒もきれいにしてやります。こういった頑固な汚れの前には精製水は無力です。あくまで仕上げ用として使うべきかもしれません。

P1025248.jpgこれが、

P1025254.jpgこう。頑張りました。

そんな感じでレンズをきれいにすること1時間。

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勢いあまってたくさん拭いてしまったのでレンズが増えていますが、1時間くらいで10本くらい拭いたと思います。久しぶりにやったので拭き跡が残ってしまうのではないかと思っていましたが、精製水を使ったからか冬で乾燥しているからかほとんど拭き跡は残りませんでした。とても気分がよくなるので暇なときにはお勧めです。

私にはまだたくさん拭かなければいけないレンズがたくさんあるので、今回はここまで。

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(早くしてくれと私を急かしているレンズの皆さん)

よく見たら35-70/2.8のフード、値札ついてますね

それでは!