スマートフォンを使って写真を撮ったことのある方には疑問に思われる方もいるかもしれません。

「スマートフォンのカメラは一眼レフカメラに比べて性能が悪いのではないか？」と。

たしかに、光をデジタルデータに変換するイメージセンサーの大きさやレンズ設計の自由度など、一眼レフなどと比べて劣る点はあります。

しかし、写真家さんの作品や駅などにある大型広告がiPhoneで撮影されている昨今のスマホカメラの扱われ方を見れば、「一番手軽に撮れるカメラ」としてこれを使う手はないと思ったのです。

そんなわけで秋学期が始まるすこし前、私はスマートフォンを買いました。その額、中古で6600円。

SONYのXperia XZ Premiumというスマートフォンです。2017年6月16日発売のandroidスマートフォンです。

25mm F2.0のレンズに有効画素数1920万画素のソニー製1/2.3型イメージセンサーが組み込まれています。

デュアルレンズ、トリプルレンズではありません。単眼です。

1/2.3型というと、35mmフルサイズ(36×24mm)の30分の1程度の面積しかありません。

4Kが表示できる液晶もこのスマートフォンの売りですね。S5とキットレンズを使って撮った写真を表示させてますが、写真を表示させるととっても美しいですよ。

外装にもガラスやアルミが用いられていて、とても高級感があります。

何せPremiumという名前がついていますからね。どこをとっても手抜きを感じさせません。

本題に戻ります。今回掘り下げていくのは、この高級感あふれるスマートフォンで写真を撮るとどうなるかという事です。

このスマートフォンが出た後、カメラをたくさんつけたりAIを使用した画像処理などでスマートフォンのカメラは大きく変わりました。

そのため、このスマートフォンに複数のカメラやAIによる画像処理は入っていません。ナイトモードだってありません。

つまり、私たちが普段使用しているカメラととくに変わったところはありません。ある1点を除いて。

その1点が何なのか。そしてどのような写真をこのスマホは見せてくれるのか。今回は長くなってきたので次回に続きます。最後までご覧いただきありがとうございました。また次の記事で。