2月9日 消えゆくもの鉄道研究会

コメント:(5)

みなさま、お久しぶりでございます。
ブログ復帰初代の3年の村上でございます。

ブログの方で最優秀賞をいただきまして、個人的に非常に感動しています(笑)
後輩諸君には良い流れのまま続けて行って欲しいものですね。


さてさて、中部大学に入学を考えている皆様。
ブログで色々やっている、中部大学の鉄道研究会がどんな所か気になる方も多い思います。

今回は間に合いませんでしたが、卒業される先輩方に部活についてコメントをいただく予定です。
お楽しみに!!

あ、私からのコメントは「なんか楽しいな☆」でお願いします。短いですけど。



シキ800型(日通)

春日井(愛知電機側線)に到着後、変圧器の搭載準備中。
金曜日に到着後、約2週間ほど留置されているので、気になる方は春日井へGO!

上記の写真は愛知電機、日本通運関係者の許可をいただいて撮影しております。


それでは本編です。

3月に迫ったダイヤ改正ですが、今回も様々な変化がありそうです。

今回は地元(中京圏)に絞って、引退する車両を紹介したいと思います。


東海旅客鉄道(JR東海)編

N700Aの登場やリニア関連で盛り上がりを見せる中で、ひっそりと引退していく車両があります。


117系(S11編成復活国鉄色)

1979年に登場した117系は、国鉄時代に大阪局が新快速の切り札として登場させた豪華仕様の快速車両です。
名古屋地区では大阪局を見習って1982年に「東海ライナー」として従来の153系を置き換えて登場しました。

JR化後には6両から4両編成へと改造されて4両×18編成が所属し、東海道本線・中央西線名古屋口で活躍していました。



今は無き117系の岡崎行き新快速

2ドアのため、ラッシュ時には混雑を増長させてしまい211系5000番台や311系などに追いやられる形で、運用が減って行きました。
1999年のダイヤ改正以降、新鋭の313系が増備されるに従い、朝夕ラッシュ時のみの運用が中心となっていました。

今回のダイヤ改正に向けて新鋭の313系が117系と同編成数揃うこともあり、3月のダイヤ改正前にはすべて313系に置き換えられるようです。


313系8000番台(セントラルライナー)

さて、お次は中央線ユーザーが多い中部大生なら誰でも知っているセントラルライナーです。
今回のダイヤ改正後は運転を取りやめになりました。

日中頻繁(毎時1本)に走っていた列車だけに、空気輸送となる事も多かったようです。
また、東海道線には新快速があっても中央線では有料のセントラルライナーしかないとの不満も少なからずあったようです。



名古屋にて

8000番台自体は普通車と変わらずライナー車としてはかなり見劣りする面が多い気がします。
疑似デッキも一応あるにはあるのですが、シートピッチは一般の313系と変わらず、しなの用の383系を使用するホームライナーと同じ料金を払わされるのはちょっと損した気がします。

日中ならば383系しなのより安く乗れるのですが、あまり根付かなかったのでしょうか??

なお、セントラルライナーに用意された8000番台ですが、中央線向けに新製車両が導入されないことから、神領に留まるようです。
と言うのも、朝ラッシュ時にはほぼ全車が快速運用にかり出され、夕ラッシュにはホームライナー運用があります。よって他へ転属すると言うことはなさそうです。



373系(ホームライナー豊橋)

JR東海のシメは373系です。
1995年に登場以来、JR東海区間はもとより、JR東日本区間(東京~熱海)やJR西日本への臨時乗り入れなど幅広い活躍をしてきました。
2日間で1500km以上を走る運用もあり、かなりハードな毎日を送っていたようです。

あまり馴染みのない車両ですが、かつてセントラルライナーの車両が足りなかった時期には中央西線をセントラルライナーとして走ったこともある車両です。

内装はもちろん特急仕様(デッキ無し)。先ほどの313系8000番台にくらべてかなり豪華です。
なお、一部区間(東京~静岡・浜松~豊橋など)では回送を兼ねた普通列車で使用されており、かなり乗り得!な列車となっています。

今回のダイヤ改正で、豊橋以西へはやってこなくなります。これからは名古屋駅でもう見ることが無くなってしまいますね。


名古屋鉄道編


6600系(6604F+6601F)

先日、伊豆君の記事にありました6600系です。
瀬戸電向けに登場した車両で、2+2両×3編成が所属していました。
現在はトップナンバーを含む編成のみで、記念板が取り付けられているようです。


近畿日本鉄道編


260系

さて、我が地元(と言っても隣の市だけど)、では車両だけでなく路線自体が廃止の憂き目に・・・。

近鉄唯一のナローゲージでしたが、年間累計赤字1億円かつ、老朽化が進む車両(1949年製造4両、1952年製造2両、1982年製造8両)の更新費用、路線の老朽化などが重くのしかかり、近鉄としてはBRT(バス高速輸送システム)への転換を要望。しかし行政側はあくまでも鉄道として存続させたい意向ですが、市としての援助は一切出さないと言うことで話がまとまらず・・・・。

しかしながら、1日1万人程度の利用もあり、日中はともかく朝夕の学生ラッシュはかなりのものなので、バスへの全面移行はなかなか難しい気もします。
連接バスを導入するという話もありますが、果たしてどうなってしまうのか・・・。



日永駅八王子線ホーム

余談ですが、内部線は広義の意味で使用しており、正確には内部・八王子線です。
日永駅で内部方面へ向かう内部線と、西日野方面へ向かう八王子線が別れます。

現在は1駅分しかない八王子線は、伊勢湾台風の被害により大部分(伊勢八王子~西日野)を廃止されて、今日に至っています。
上の写真では左側にかつてのホーム遺構が見受けられます。ここで対向列車のすれ違いを行っていた跡で、部分廃止後に用途不要になってしまったものです。


三重県内には全国で唯一のナローゲージが2路線も残っています。
その一方、かつての近鉄北勢線は廃止案が出た際に、第三セクターとして沿線市町が負担を行い、三岐鉄道が運転を行う方式として現在も存続しています。
減少傾向であった輸送人員も、微増傾向にあります。
内部線もこういった方向へ持って行ければ良いのですが、なかなか難しいのでしょうか。


名古屋ガイドウェイバス編


最後はおなじみ?のお空を走るバスです。


こちらは2005年開業時に導入したバスの引退が迫っています。
案内車輪という特殊構造を持ったバスだけに、後継車両導入にあたって様々な事があったとか。


三菱ふそう エアロスター

ゆとりーとラインには三菱車と日野車が走っています。
特殊構造バスの故に、時代に逆行するかのごとく高いステップをもったツーステップバスが採用されています。
名古屋市では2000年以降、すべてのバスをノンステップバスとして調達、名鉄バスや三重交通もノンステップバスと低床ワンステップバスを導入しています。

特に最近では新型車両はノンステップバスまたは低床ワンステップバス以外は導入出来ないという法律もあります(※ただし観光バス・高速バスなど特殊用途のバスは除く)。


日野 ブルーリボンシティ

この流れの中で、ノンステップバスを採用・・・、といきたかったようですが、特殊なバスのために、ワンステップバスを導入することが正式に決まったようです。

実際に車庫にはブルーリボンシティハイブリットワンステップバスが搬入されているようで、今は各種試験中でしょうか??


先日撮影に行ったときはイマイチな写真しか記録出来なかったので、また行かねば!!
テスト終わったら、だれか私と行きましょう<<<<


書いていたら予想以上に長くなってしまいました、ごめんなさい><
最後まで読んで頂いてありがとうございました!!

ではまたの機会に。