7月1日(水) 本日の部会鉄道研究会

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みなさまこんにちは。鉄道研究会ブログ担当の坂本でございます。

本日は涼しくて過ごしやすかったですね。

夏の間もあまり暑すぎないとよいのですが。

さて、本日も定例の部会が開かれましたので、その様子をご覧いただきます。

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↑蜂須賀くん手製のレイアウト完成予想図。

とても上手ですね!

 

さて、まず本日は新しい部車の御披露目からまいりましょう。

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↑予てより発売が待たれていた381系「パノラマしなの」組み込み編成。

まさかのKATOから遂に、センセーショナルに発売されました。

381系は1973(昭和48)年、世界で初めての振り子式特急電車として、特急「しなの」に導入されました。

「しなの」以外にもJR西日本エリアの「くろしお」「やくも」「こうのとり」などで活躍しており、カーブが多い線区のスピードアップに貢献した、国鉄時代の優秀車両です。

その中でもJR東海が1988(昭和63)年に登場させたクロ381形10番台「パノラマしなの」は特筆される存在と言えましょう。

同年に「しなの」は列車増発とともに編成短縮を行い、その過程で余ったグリーン車中間車サロ383を3両、流線型の展望席付き仕様という大胆な姿に改造したのが「パノラマしなの」です。

実車は6両×3編成(P1~P3編成)の長野方にグリーン車として連結されていました。

後の「ワイドビューしなの」383系の長野方先頭車、クロ383の設計に大きく影響を与えており、現在の「しなの」のイメージを形成した車両と言えます。

1998(平成10)年以降JR東海に所属する381系の大量廃車が始まった後も、「パノラマしなの」組み込み編成は2編成が残り、2008(平成20)年に廃車となるまで多客臨用として活躍いたしました。

神領車両区春日井方の入出庫線に、いつも2編成並んで留置されていたのを今でも思い出します。

現在は一足早く1998年に廃車となり、その後美濃太田車両区にて保管されていたクロ381-11のみが、「リニア・鉄道館」にて保存されています。

今回の製品のプロトタイプは2008年まで残ったP2編成。

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↑その先頭車、クロ381-13です。

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↑実車の平滑なイメージを的確に捉えており、実によくできています。

さすがはKATOさん。良い仕事をなさいます。

ヘッドマークには「しなの」が装備されていますが、ここはあえて交換用に付属する「シュプールつがいけ」なんかいかがでしょうか...?...ダメ?

今後は本学の地元を走った車両として、みなさまに愛される部車となるよう願います。

さて、本日はこれ以外にも

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↑学祭有志企画の説明会があり、これに坂本と部長で出席する

...はずだったのですが、あいにく坂本は教職課程の集まりに召集されていたので参加できず。

代わりに蜂須賀くんに行ってもらいました。

さて、ようやく解放されて戻ってきてみると、既に部会は終わっていました。

なので仕方なく新歓の準備をしたり、事務作業をしたり、

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↑終わる気がしないゼミの課題をやったりして、18:30頃まで過ごしました。

おまけ

 

帰りがけにポストを覗いてみると、

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↑先日の鮮魚列車のイベントで仲良くなった立命館大学鉄道研究会さまから、部誌の最新刊が届いていました。

部室に置いてありますので、ぜひご一読ください。

そして立命館大学鉄道研究会のみなさま。部誌を送っていただきましてまことにありがとうございました。御礼申し上げます。

 

本日もご覧いただき誠にありがとうございます。