2月6日(土) 新瑞橋駅地下鉄展示コーナー鉄道研究会
みなさまこんにちは。鉄道研究会3年の坂本でございます。
既に考査も終わり、すっかり春休みという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに私はまだ試験が全部終わっておりません(/_;)
さて、今回は瑞穂区の地下鉄名城線・桜通線の新瑞橋駅にあります、名古屋市営地下鉄の展示コーナーをご紹介いたします。
電車そのものが置いてあるなどというわけでありませんが、短時間で色々な興味深い展示物が見られます。
↑同所に展示されている入換信号機
新瑞橋駅の名城線ホームから、桜通線乗り換え口の階段を上がると、右に桜通線ホーム行きエスカレーター、正面には同駅西改札口がございます。
そしてそこから後ろを振り返ると、
↑何やら怪しげなオーラを放つエリアが...。
そう、こちらが今回ご紹介するミニ展示コーナーでございます。
早速西改札口を出て、行ってみることにいたしましょう。
ここは様々な地下鉄の設備・部品などが展示されております。
↑東山線ゆかりの車両部品の数々。
かつて東山線・藤が丘工場(名東区)の車庫見学者向けに、同所に置かれていたものでございます。
私が小学生の頃藤が丘工場を見学した時には、まだそちらの事務所に置かれていたと記憶しております。
↑かつて活躍していた100形、300形などの黄電ゆかりの部品が多数を占めております。
値札がついておりますのは、藤が丘工場時代にはこれらの部品を販売していたからでございます。
私も小学生であった当時、5000形のつり革を買った覚えがございます。
もちろん現在は非売品でございます。
↑こちらは集電靴(しゅうでんか)
架線集電ではなく、線路横にある3本目のレール(第三軌条)から電気を取る方式を用いる路線の電車で使われているものでございます。
これの端子を電気の流れる第三軌条に当て、電車を走らせるものでございます。
名古屋市営地下鉄では東山線と名城線がそれに当たります。
↑こちらはかつて東山線で使われた3灯式信号機(左)と、車庫内などで使う入換信号機(右)
こちらの信号機はボタンで電気をつけることができます。
↑こんな風に赤、黄、青の全てを一度に点灯させることもできます。
続いて入換信号機へ。
↑こちらは停止信号。進むことはできません。
↑こちらは左側の分岐には進むことができる、という信号。
↑そしてこちらが直進方向には進むことができる、という信号です。
↑信号や車輪の仕組みなども分かりやすく展示してあります。
↑こちらは自動密着連結器。これだけで置いてあると一瞬???となってしまいますね。
↑車輪2種。
右側は一体圧延車輪と言い、周りの踏面部と軸心部を一体成型してある車輪でございます。
鶴舞線、桜通線の車両のほか、東山線の新型、N1000形でも採用され、乗り心地の向上が図られております。
↑そして展示物の中で最も目立つのがこのパンタグラフ。
PT42型と言い、全国の私鉄で多く採用されているものでございます。
恐らく桜通線の6000形のパンタグラフが削減された際に、余ったものであるとみられます。
↑こうして手動で上昇させることも可能でございます。
なお、気をつけないと油で手や服が真っ黒になってしまうので、触る時にはご注意ください!
さて、いかがでしたでしょうか?
特に土日は名城線・桜通線とも電車が10分間隔となるため、暇を持て余すこともあるかと思います。
そうした待ち時間に寄るのには最適なスポットだと思います。
何よりここをわざわざ立ち止まって見ていこうとする人はほぼ皆無ですので、落ち着いて拝見できます。
新瑞橋へお越しの際にはぜひ立ち寄ってみてください!!
本日もご覧いただき誠にありがとうございました。
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