315系に4両編成が登場!!鉄道研究会

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こんにちは。中部大学鉄道研究会です。

前回のブログで315系の今年度分の新車について触れましたが、先週ついに、今まで8両編成しか登場していなかった315系に初となる4両編成が登場したとのことで、その4両編成がどんな車両なのかについて解説していきたいと思います。

前回もお伝えした通り、315系はJR東海の新型通勤電車のことで、8両編成と4両編成が製造されることが発表されています。8両編成は主に中央線で使用される車両で、4両編成は中央線以外にも関西本線や東海道本線等で使用されることが想定されています。今回は、その4両編成が2編成登場したのですが、何が注目かというと、ワンマン運転に対応しているというところです。JR東海では、関西本線などの路線でワンマン運転を行っていますが、本来車掌が行うドア開閉などの作業を運転士が兼務するため、目視で安全確認が取れる限度として、これまでJR東海では最長でも2両編成までしかワンマン運転は行われていませんでした。しかし、今回登場する315系では各ドア上にカメラを設置し、その映像を運転席のモニターで確認することによって、目視では難しかった4両編成でのワンマン運転を可能としています。

5C6DB376-E011-4F5F-B35F-730B9D286C22.jpeg↑今回登場した315系の4両編成です。少し分かりにくいですが、写真の赤丸で囲んだ部分の突起がカメラとなっています。(2022/12/23 神領車両区 敷地外から撮影)

なお、315系の4両編成は、2023年1月から当面の間ワンマン運転の検証をするそうで、今後の活躍に期待です。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。