パーソナルコンピュータ研究会(P-KEN)です。
前回に『更新内容に困るのではないか』という懸念がありましたが、
見事に的中して、更新内容が思いつかない有様です。
今回はちょっと硬い話ですが更新をしてみたいと思います。
P-KEN内では相変わらず各自がプログラムの勉強をし、
自分のやりたいようにやっています。
プログラムと言っても、種類によって記述方法や記述内容が全然違ってくるので、
同じプログラム言語を勉強している人同士でなければ、
自分のプログラムが間違っているのかを質問したり、
このプログラムの記述が分からない場合でも人に聞いたりできません。
しかしプログラムというのは根本的には、
機械に計算をさせるための命令でしかないので、
数学的なことを質問する範囲ではサークルメンバーの知識や助言が役に立ちます。
例えばポーカーゲームを作る際には、
ポーカーの役の判定をプログラムが行わなければなりませんが、
人間が目で見て判断することを、
コンピュータにどうやって数字のみで判断させるか、という問題があります。
例えばフォーカードを判定するために、
・最初のカードを二枚目・三枚目・四枚目と一々比較する
という考え方よりも、
・最初にカードを数字順に並べた上で一~四枚目のカードを足し算する
その値を4で割って小数点を切り捨て、その値を4で掛け算する
その値が最初の四枚を足した数値と同じであるかどうかを判定する
最後にその値を再び4で割った値が一枚目と同じ値であるか判定する
という考え方が必要になります。
こういった考え方は数学的な知識の他に、
条件分岐の考え方や、
プログラム内部で数値はどういった扱いを受けるのか、
割り算の余りはどうなるのか、少数の位はどこまで算出するのか、
そういった知識がなければなりません。
難しい話かも知れませんでしたが、
こういうことを考えているのがP-KENの活動の一つです。