今回は一年生男子からの投稿と私から。

投稿者：一年生S君

タイトル：クビシメロマンチスト

作者：西尾維新

出版社：講談社

S君：独り言が多い、友達を作らないようにしている、ひねくれている、かわったこだわりがある、そんな語り部の"いーちゃん"こと「ぼく」に自分を重ねることが有り、魅力があります。

この作品では変わった人生を送っている「ぼく」の生活感溢れるところが良いです。これを読まずして何を読むというのだ！

神鉈から：西尾維新と聞くと化物語を思い浮かべてしまうニワカです。こういうのもあるんですね。独特の文体は凄いファンが多いですし、あえて化物語以外から入るのも有りかも・・・。

投稿者：神鉈悠

タイトル：生存者ゼロ

著者：安生正

出版社：宝島社

神鉈：北海道根室半島沖に浮かぶ石油プラットフォーム<<TR102>>。その近海で不審漁船とプラットフォームから出港した運搬船が激突する。

テロを警戒した政府は演習帰りで近くを航行していた海上自衛隊護衛艦<<くらま>>に乗り込む陸上自衛隊の普通科連隊所属の廻田三等陸佐の部隊に<<TR102>>の調査を命ずる。

廻田ら陸自部隊は石油プラットフォームにヘリで乗り込み、調査を行う。しかし廻田らが見たのは武装したテロリストではなく酷い死に方をしたTR102職員達だった。

調査が進むに連れて彼らの死に方が細菌によるものではないかとされる一方で、北海道で村民全員が同じ死に方をして全滅しているのが確認される・・・・・・。

広がる死と奔走する廻田。未知の恐怖が日本に襲いかかる・・・・・・！