紹介者：恵

作品名：復讐したい

作者：山田悠介

出版社：幻冬舎文庫

紹介文：家族を殺された遺族に復讐するチャンスが与えられる世界で、孤島で丸腰の犯人をィぞ具が殺傷します。山田悠介先生の作品でよく見るゲーム感覚のある小説です。

この小説は遺族の復讐心の根深さが表現され、復讐の連鎖の様子も書かれているため、話としては終わりますがこの先が永遠に続いているようにも感じる作品です。

一度、このような人間の黒いところが見える作品を読むのもいいかもしれません。

真礼から：人間の黒い部分は怖いですよね。どの動物よりも人間が一番怖いです。私も山田悠介先生の作品を持っていますが、これは読んだことがないのでぜひ読みたいです。

紹介者：真礼

作品名：僕たちはドクターじゃない

作者：京本喬介

出版社：メディアワークス文庫

紹介文：医者の低年齢化が起こり学生も医者になる時代。そんな時代にある小さな診療所に四人の医学生が勤務している。この四人がとても個性的でとても面白いです。手先が不器用なドク、見た目も性格も小学生の紅、小児愛好家の京弥、メスから手を離さない真琴。この個性的な四人の元に集まる患者たちが抱える問題を解決していくという作品です。

文章も堅苦しくなく、読み始めたら止まらなくなるような作品でした。医療系のに手をつけたいけど何にしようか迷っている方にはおすすめします。

個人的には真琴が一番好きなキャラです。可愛いので。

以上文芸研究会おすすめ本紹介でした。