文芸研究会おススメ本紹介!文芸研究会

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文芸研究会、ブログ更新担当の真礼です。今回はおススメの本を紹介していきたいと思います。

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紹介者:永井明男

作品名:ソウ ー SAW

原案 / 作者:ジェームズ・ワンリー・ワネル / 行川渉

出版社:角川ホラー文庫

紹介文:男が目覚めると、そこは老朽化したバスルーム。足には鎖。部屋の対角線上にもう一人の男。二人の間には横たわった自殺死体とテープレコーダー、二本のノコギリ、そして一発の銃弾。テープが伝えたのは、

「六時までに相手を殺すか、二人とも死ぬか......ゲームスタート」

ソウ ー SAW はグロテスクな部分に目が行きがちだが、この話は何よりストーリー構成が素晴らしい。はっきりした起承転結に、ミステリー要素も充実。そして数々の伏線。それらを回収する衝撃のラスト。誰にも予測できないこの結末を迎えたとき、放心状態になること間違いなし!原作は映画なのでそちらも是非ご覧ください。

真礼から:表紙を見ると血が出ていて少しグロテスクですね。どのようなラストになるのかとても気になります。是非私も読んでみたいです。そして放心状態になりたいです。

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紹介者:天邪鬼

作品名:名探偵の掟

作者:東野圭吾

出版社:講談社

紹介文:本屋に行ったとき、東野圭吾先生の本がたくさん並んでいるのを見て、

「たまには本格的な推理小説でも読もうかな~」

と思って手に取った本です。

読むと思っていた内容と違っていました。この本は推理小説にはびこる変なこと(例えば、ダイイングメッセージは暗号ではなく直接犯人の名前を残した方がいいのではないか? など)をユーモアに書いていきます。時々、探偵の天下一と大河原警部が小説世界から離れて愚痴をこぼす所も面白いです。

僕個人の意見としては、この本は第四章から面白くなっているので、頑張って間の三章を読んでください。

真礼から:本屋に行った何となく手に取った作品がとても面白かったら嬉しいですし、好みではなかったときは少し気分が下がりますよね。私も推理物が好きなので是非読みたいです。