文芸研究会おススメ本紹介!文芸研究会

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文芸研究会、ブログ更新担当の真礼です。今回はおススメの本を紹介したいと思います。

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紹介者:しらほ

作品名:リンガドン 幽霊街と呪い笛吹き

作者:あやめゆう

出版社:中央公論新社

紹介文:次々と増えていく家財を残したまま無人となった村。ついには街と言えるほどの村まで無人と化してしまい、それは御伽噺で語られる『幽霊街』の呪いのようだった。これは呪いか、犯罪か、陰謀か・・・・・・。自ら調査に出ることにした税務官イセリナが幼馴染の軍師カミナと騎士ノルンと供に『幽霊街』の謎の真相を暴く話です。

リンガドンというシリーズは全三巻までしかありませんが、一巻ずつ主人公が違ってそれぞれ異なる考えを持ったキャラで面白いです。今回紹介したのは二作目ですが、自分も謎解きしているようで楽しめます。特に物語に渦巻く陰謀やカミナに注目して読むのがおススメです。

真礼から:まず表紙がかっこいいですね。全三巻なので手が伸ばしやすいかもですね。主人公が一巻ずつ異なるというのもおもしろそうです。ぜひ読んでみたいです。

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紹介者:真礼

作品名:不完全ナックル

作者:十階堂一系

出版社:メディアワークス文庫

紹介文:この小説は珍しいと思うのですが空手を題材にした小説なのです。初めて見つけた時、「あっ、これはおもしろいわ」と直感で買いました。結果おもしろかったです。まずキャラが濃いです。主に空手部の五人を中心に回っていくのですが、やる気十分なのに軟弱な部長にはやられました。私は撃ち抜かれましたよ、ええ。内容は空手のことをわかりやすく説明してるので、空手未経験者も気軽に読めることができると思います。まだ二巻までしか出ていません。個人的に三巻とても楽しみに待っています。

数あるスポーツ系統の小説に新しい風を吹き込むであろう空手娘。気になった方はぜひ読んでみてください。おススメします。

以上文芸研究会おススメ本紹介でした。