久々に部活に参加した慧斗です
ブログ書くのも久しぶりですな。
タイトルは、今日の部活内容とそのテーマ
今日の部活は、春冊子にのせる作品の討論会も終わり、30分小説を行いました。
大きなテーマは「季節」
そこからタイトルを考え、そのタイトルをもとに30分で小説を書き上げました。
作品制作後、出来上がった作品を読み、全員で投票。
今回は1人2票で投票しました。
結果は・・・・・・
1位 『春一番』 作: ちかふじ爽和(4年生)
『季節限定アイスクリーム』 作: 菊川竜子(1年生)
3位 『雪山』 作: 葉樫茶荼(4年生)
という結果でした。
今回は同じ票数で1位が2作品となりました。
いや、しかし流石は4年生ですね。トップ3の内2つを占めてくるとは・・・・・・
しかし、今回は1年生も頑張りました!! 同率トップ、やったね!!
なお、この2つの作品については、今回と次回の2回に分けてブログにアップいたします。
今回は、『春一番』です
『春一番』 ちかふじ爽和
ここの所、きびしい寒さがつづいている。
2月も終わりを告げ、ようやく春らしく感じられるはずの3月になっても、気温はあいかわらず10℃前後。ひどいときには雪まで降る始末である。
ニュースでも連日とりあげられる程の、異常な寒さだ。
そこに加えて、俺は金なし、彼女なし、カイロ等の防寒具なしの寒さ三重苦を背負って、近所のコンビニへ向かっていた。
歩いて3分ほどだからといって、ゆだんしすぎたのである。
はや歩きでコンビニの中へ入り、弁当を買って、店内のぬくもりとおでんの香りを惜しみながら扉をあける。
ちくしょう。なにがかなしくて1人で飯を喰わなきゃならんのだ。
強くなりはじめた風が冷たくて、目にしみる。
通りすがる高校生達はコートに身をつつみ、冷えた手を暖め合い、缶コーヒーをほほにあてて幸せそうだ。
はぁ、と一つためいきをつく。
と、その時。俺のためいきに合わせるかのように、突風が正面から吹いてきた。
あまりの強さに、俺は顔をそむける。
その視線の先には、先ほどの“通りすがった女子高生達”が必死でスカートがめくれないようにおさえる姿があった。
これが、「春一番」か!!
もう、春は目の前である
おしまい。
コメント ( 3 )
昔、春一番という歌が大ヒットしたそうな……
昭和の歌です。
ちかふじ先生の作品はオーソドックスでオチが良かったです。
納得の一位!
春一番は青春!(笑)
ちかふじ先生には個人的にもお世話になりました。
たまたま同じ講義を受けたこともあります。
短い間でしたがありがとうございました。
4月から私は文芸研究会のOBになります。
鉄道に例えると、中部大文芸研旅客鉄道の定期急行列車『さしもぐさ』(愛称『さしも』)は4月から臨時快速になります。
分かりにくくてすみません。
もうすぐ草むらでさしもぐさ(よもぎの古語)が芽吹くはず……
長文失礼しました。
日時: 2012年03月09日
…………殺人衝動が抑えられない。
というのは冗談で、僕の作品は人死にの傾向が強いようで……まさか30分小説内でそれがでるとは。どうしよう。
まあ、アトラス杯の予兆なのかな。
日時: 2012年03月09日
惜しくも同率3位を逃すとは……うぎぎ
いや、あんな作品にあれだけ票をいれた人数がいたことがおかしいのか……
日時: 2012年03月10日