学長ブログ

2019年8月30日の記事

53. 仏教国タイ

タイのバンコクを訪れました。本学と協定のあるアジア工科大学院、モンクット王工科大学ラートクラバン校、チュラロンコン大学を訪れたのです。ちょうど国王の母君の誕生日と、その少し前に国王の誕生日があって、バンコクのいたるところに、二人の大きな写真が飾られていました。タイでは王様が国民に慕われていることを感じました。バンコクの中心はいつも車の渋滞で、車の間を縫うように走り抜けるバイクと、トゥクトゥクといわれる3輪自動車タクシーが目につきました。通りでは仏教の僧衣をまとった僧侶の姿が見られました。

アジア工科大学院では、2011年から中部大学と連携して始めた、ESD(持続可能な開発のための教育)に焦点を当てたサマースクールでの開講式に出席。中部大学生を含めて20人余りの環太平洋の国から参加した学生に激励の言葉を送り、そのあとウーン学長とさらなる連携に向けて会談。モンクット王工科大学ラートクラバン校では、工学部中心に続いている学生交流を伴った共同研究の強化についてジャングワニトラート副学長らと話し合いました。さらにタイで最も古く100年以上の歴史を持つチュラロンコン大学ではこれまであった部局間協定を発展させて、大学間協定を締結。これまでの研究交流実績をもとに、全学的な交流に広げていくことをユーラポーン学長と約束し合いました。

合間を縫ってバンコク市街の寺院を見学し、仏教国の文化を見ることができました。なかでも黄金の仏教寺院ワット・ポーにある釈迦涅槃仏(ねはんぶつ)が印象に残りました。

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チュラロンコン大学で大学間連携協定を締結

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タイの仏教寺院ワット・ポーにある全長46mの巨大な涅槃仏

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