学長ブログ

71. 大学間連携講座

一年前、春学期の講義が始まり、「地域の防災と安全」という講義をしました。中部大学は愛知学院大学と大学間連携協定を結んでおり、2年前より15回からなる大学間連携講座を開いています。そのうち最初の2回はそれぞれの学長が講義をして、私は自然科学の観点から、そして愛知学院大学の佐藤学長は宗教学の観点から、防災の講義をしました。自分の講義ノートを振り返ると、災害として、地震と並んで感染症(パンデミック)のことを取り上げていました。その時には、その一年後に、感染症が世界的にこれほどにも拡大するとは予想もできませんでした。

今日も大学では感染症対策本部の動きがあります。総合大学の強みで、教授陣の中には感染制御に関する専門の医者もいますので、アドバイザーとして参加をお願いしています。愛知県でも感染拡大が続いており、本学でも緊急事態宣言の対象地域に準じた準備を進めています。

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2年前に外壁改修をした白亜の講義棟9号館。ここで昨年は防災の講義をしました。