学長ブログ

74. キャンパスは美術館

学内を巡ると、多くの芸術作品と出会い、まるでキャンパスが美術館であるような気持ちになります。彫刻家清水多嘉示によって制作された創立者の胸像(ブログNo.69)、図書館のらせん階段のところにある『輝き』。キャンパスプラザの通路にある『メディタッション』では、女性の瞑想する顔が美しい(写真)。25号館前広場の噴水中央に設置された『躍動』は、生命の躍動がみずみずしく表現されています。

総合情報センターの前にある彫刻家川原竜三郎の『いのちの風』では、青空を背に、命の風が私達を高いところへ誘ってくれるような気がします(写真)。

絵画もたくさん飾られています。一つだけ紹介すると、50号館ロビーにある平岡靖弘が人間の命をテーマにした縦1.94m、横8.44mの巨大な四部作『風の棲処(すみか)』(写真)。圧倒され、命について考え込んでしまう魅力的な作品です。

芸術鑑賞は、心に安らぎや刺激を与えるだけではなく、新しい発想につながることもあります。大学が再開した折には、キャンパスでたくさんのインスピレーションを高めてください。

20200414-01.jpg
キャンパスプラザにあるブロンズ彫刻女性立像『メディタッション』と顔の拡大

20200414-02.jpg
総合情報センターの前にあるブロンズ像『いのちの風』

20200414-03.jpg
平岡靖弘『風の棲処(すみか)』 「樹(たつ)る」「風の雫(しずく)」「風生ずる」「佇(たたず)む」