学長ブログ

86. 中部大学らしい遠隔授業

新緑溢れる季節になりました。愛知県内の新型コロナウイルス感染者数は減少していますが、全国的な非常事態宣言はさらに延長されます。キャンパスでも会議をする時はマスクを付けて、十分な距離を置いて進めています。その光景から「ヤマアラシのジレンマ(porcupine dilemma)」を連想しました。身を寄せ合いたい2匹のヤマアラシが、お互いの針毛が当たらない距離を探り、くっついたり離れたりを繰り返しながら、最適な距離を見出すという話です。人間関係にも当てはまることですが、今は密にならないように、距離を置きながら議論を進めています。

連休が明けると、遠隔授業の始まりです。議論の中でも、「中部大学らしい遠隔授業」を目指して、教職員一同準備に取り組んでいるところです。インターネットを使っての学びに、新しい最適な距離感を見つけていきましょう。新たな学びのかたちが出てくることを願っています。

授業開始が延期となってから1か月が経ち、学長ブログも授業の始まりとともに小休止しながら、続けていきます。学生の皆さんは、この連休、引き続き外出を控え、健康に気を付けて授業開始に備えてください。

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キャンパスの木々はすっかり青葉になりました。左手は食堂、右手は不言実行館。