学長ブログ

81. スマートエコキャンパス

すでにお知らせしましたとおり4月29日に新入生オリエンテーションが学内でできなくなり、新入生の皆さんと会える日が先延ばしになりました。大学では、新入生の皆さんにお渡しする配付物を明日「ゆうパック」で発送します。そんな中、本日行われたWeb会議のひとつで、広大なキャンパスの電力消費の現状確認とさらなる改善策について議論しました。

中部大学のキャンパスは、エネルギー(電気)を消費するだけではなく、「電気を作る」「電気を蓄える」「電気を賢く使う」ことを目指しています。この仕組みをスマートグリッド(次世代送配電網)と呼んでおり、本学は「電気設備学会開発奨励賞」をはじめ、数々の賞を受賞しました。

キャンパスは、エネルギーに関しても持続可能な社会のモデルとなっています。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大は、現代社会の持続可能性に対して疑問を投げかけているのかもしれません。中部大学では、総合大学として総力を挙げて、グローバル化した社会のあり方を探究したいと思っています。

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屋内プールの屋根に備えられた太陽光発電パネル