学長ブログ

2017年4月22日の記事

4. 全国制覇したハンドボール部

東海学生ハンドボール春季リーグ第3戦が行われたその午後に、ハンドボール部創部50周年の祝賀会が名古屋市内のホテルで催されました。中部大学ハンドボール部OB会主催で、現役部員53名を含む109人が出席。37年連続全日本学生選手権大会出場、そして2014年の全国制覇を成し遂げた輝かしい実績を誇るハンドボール部の祝賀会は、歴史を振り返り、未来を見据える思い出に残る会になりました。そこで私が出会ったのは国際関係学部卒業のOB会長、工学部卒業のOB会副会長、現在春日井市に店を構えるハンドボール部後援会長、創部時の部員で現在70歳になるOB、四国から駆けつけたOB、顧問や監督そして現役の学生部員。それぞれの話は、今につながる大学の歴史そのものを物語るようにも思えました。厳しさの中にあるあったかい人間のつながり。そして『世界のGAMO』といわれた前監督・現日本ハンドボール協会副会長蒲生晴明教授(写真で、前から2列目中央あたり、僕の右手側)が、ずらりと整列した53人の現役部員に向けて語った「競技成績は努力の結果であるが、もっと大事なことは人間としての成長と人間力を身に付けること」と語られた言葉は、若い学生の心に響いた気がしました。中部大学には全国から学生が集まっています。ハンドボール部の部員も全国から集まり、監督が学生一人一人と向き合っていて、仲間がつながっていることを感じます。

あったかい気持ちを抱いて、名古屋のパノラマビューがすばらしい28階の会場を後にしました。

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